はじめに
「最近ずっとだるい」「疲れが全然取れない」
そんな状態が何週間も続いているとしたら、少し立ち止まって自分の心と体を見つめてみてほしいと思います。
この記事では、私自身がうつ病と診断されるまでの実体験と、そこから得た気づきをお伝えします。
今まさに「ただの疲れかな?」と感じている方のヒントになれば幸いです。
うつ病と診断される前の“違和感”
私は30代半ばの頃、仕事に追われる毎日を送っていました。
平日は朝から晩まで働き、土日も仕事が入ることがありました。
当然、睡眠時間は削られ、休んでも疲れが取れない。
当時の私は「仕事が忙しいから仕方ない」「今は踏ん張りどきだ」と思って、ひたすら頑張っていました。
でも、次第にこんな変化が出てきたのです。
- 食欲が落ちる
- 夜なかなか寝つけない
- 寝ても何度も目が覚める
- ビールの量が増えていく(500ml×4本が習慣に)
それでも私は「ちょっと疲れてるだけだろう」と思い込み、生活を変えようとはしませんでした。
明らかな異変が生活にあらわれはじめた
気づけば、仕事や日常生活にまで支障が出るようになりました。
- 会議中、話している途中で言葉が出なくなる
- 人の話が頭に入らない
- 昨日のことが思い出せず、家族に驚かれる
- 休日は外出もせず、ただ横になっているだけ
今思えば、これは完全に「限界サイン」でした。
でも、当時の自分には気づく力も、立ち止まる余裕もなかったのです。
妻の一言が、私を救ってくれた
そんな私の状態に、いち早く気づいたのが妻でした。
休日にぼーっとしている私の様子を見て、「これは普通じゃない」と判断し、すでに病院も調べて予約までしてくれていました。
「一緒に病院に行こう」
その一言がなければ、私は今も“限界を超えたまま”働いていたかもしれません。
正直、あの頃の私は病院を探す気力も、判断力も残っていませんでした。
診断結果は「うつ病」
診察を受けた結果、うつ病と診断されました。
はじめは「そんな大げさな…」と思いましたが、医師の説明を受けて腑に落ちることがたくさんありました。
「疲れているだけ」「気のせい」
そう思っていた体や心の不調が、実は“うつ病”の症状だったのです。
実体験から学んだこと
この経験を通して、私が学んだのは以下のことです。
1. 疲れが長引くのは、何かのサイン
普通の疲れなら、週末に休めばある程度回復します。
それが何週間も、何ヶ月も続くのは異常な状態です。
2. 「自分は大丈夫」は危険な思い込み
自分の心の状態は、意外と自分では気づけません。
だからこそ、周囲の声や自分の体の声を大事にすることが大切です。
3. 早めの受診は、回復への第一歩
うつ病は早期に対応すれば、必ず良くなっていく病気です。
「念のために受診しておく」くらいの気持ちで行動するのがベストです。
今“だるさ”を感じているあなたへアドバイス
もし、今のあなたが次のような状態なら、一度立ち止まってみてください。
- 朝起きるのがつらい
- 食欲がない
- 寝ても疲れが取れない
- 休日にやる気が出ない
- 最近ミスや物忘れが増えた
- 気分が落ち込みやすい
これらは、私自身が経験したうつ病の“入り口”でした。
無理に我慢し続けるのではなく、早めに信頼できる人に相談するか、病院を受診してみてください。
おわりに
私は、自分がうつ病だとは全く思っていませんでした。
でも、気づいたときには心も体も限界を超えていて、回復までに時間がかかりました。そして10年以上たった現在でも通院し、薬を飲み続けています。
だからこそ今、この記事を読んでくださっているあなたには、早く気づいてほしいと思っています。
「なんか最近、ずっと疲れてる」
その感覚を、どうか見逃さないでください。
あなたの心と体は、ちゃんとサインを出しています。
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