長時間労働がメンタルを壊す理由|限界を迎える前にできること【実体験とアドバイス】

長時間労働がメンタルを壊す うつ病のサインと気づき

はじめに

「まだ頑張れる」「自分は大丈夫」
そんなふうに無理を続けていませんか?

私自身、長時間労働が当たり前の職場で10年近く働き続けた結果、心が限界を迎え、うつ病になりました。
この記事では、私の実体験をもとに、長時間労働がどうやってメンタルを蝕んでいくのか、そして壊れてしまう前に見直すべきことをお伝えします。

睡眠2〜3時間、徹夜も当たり前の生活

私は長時間労働が常態化している業界に身を置いています。
納期に追われる日々で、睡眠時間が2〜3時間しか取れない日もあれば、徹夜で仕事をすることもありました。

当然、生活は不規則になり、まともに眠れない日々が続くことで、体は常にだるく、頭もぼーっとしている状態が続きます。

それでも仕事は終わらない。
そして追い打ちをかけるように、トラブルや人間関係のストレスが降りかかってきました。

睡眠不足 × 強いストレスの“ダブルパンチ”

今でも強く覚えているのは、体も心もボロボロに疲れているときにトラブルやパワハラを受けたことです。

本来なら、冷静に受け止めて対処できたような出来事も、極度の睡眠不足の中ではまるで処理できませんでした。
感情がコントロールできず、ただただショックを受け、自己否定ばかりが頭に浮かびます。

これは本当に危険な状態です。

睡眠不足で防御力ゼロのときに、ストレスという強烈な攻撃を受ける。
この繰り返しで、気づかないうちに心は確実にすり減っていきました。

今思えば、この時期が、うつ病への“坂道”を静かに転がり落ちていた時期だったと思います。

「早めに頑張って、後半に余裕を」…通用しなかった

私はもともと「余裕がないと不安になるタイプ」で、プロジェクトの序盤に全力で取り組み、早めに終わらせて後半はゆったり過ごしたいという考え方をしていました。

でも実際には、ひとつの仕事が終われば次がすぐにやってくる。
どんなに早く終わらせても、休む時間は与えられませんでした。

「頼られているから頑張る」が自分を追い込むことに

私は、「仕事ができる人になりたい」「頼られる存在でいたい」と強く思っていました。
だから、頼まれた仕事を断ることはほとんどありませんでした。

でもそれは、自己犠牲を美徳とする働き方でした。

気づけば、いつもタスクに追われ、休みの日も頭の中は仕事のことばかり。
そんな状態が何年も続いた結果、あるとき、ふっと気力が切れたように心が動かなくなりました。

限界を迎えて、うつ病に

長時間労働、慢性的な睡眠不足、プレッシャー、人間関係のストレス——
それらが少しずつ積み重なり、私は最終的にうつ病と診断されました。

病院を受診したのは、もう限界を超えてしまったあとでした。
「ここまで我慢してしまったのか」と、自分でも驚くほど、何もかもが重くのしかかっていたのです。

実体験からの気づき

私がこの経験から学んだことを、いくつかまとめておきます。

睡眠は“心の防御力”

睡眠が足りていないと、ストレスに対する耐性が著しく落ちます。
何をするにも集中できず、ちょっとした出来事にも大きく揺さぶられます。

真面目な人ほど危険

「頑張りすぎる人」「頼られたい人」「弱音を吐けない人」は、自分の限界に気づくのが遅れがちです。
私も、まさにそうでした。

壊れてからでは遅い

一度うつ病を発症すると、回復には長い時間がかかります。
だからこそ、“壊れる前”に対策をとることが本当に大切です。

限界を迎える前に、できること

睡眠を最優先に

まずは「しっかり眠る」ことから。
体と心の回復には、何よりも睡眠が必要です。

自分の限界を知る

全部引き受けるのではなく、「これは今の自分には無理」と判断する勇気を持ちましょう。

「助けて」が言えるように

一人で抱え込まず、信頼できる人や専門機関に頼ることも大切です。
会社の上司、家族、医師、カウンセラーなど、助けてくれる人は必ずいます。

おわりに

私のように、心が壊れてしまってから気づくのではなく、どうか今、ほんの少しでも「おかしいな」と感じているうちに、行動を起こしてほしいと思います。

仕事ができることも、必要とされることも大事。
でも、何より大切なのは“あなた自身の健康”です。

「まだいける」ではなく、
「本当にこのままでいいのか?」と、ぜひ自分に問いかけてみてください。

■ 相談先一覧(ひとりで抱え込まないで)

心や体の不調を感じたら、早めに相談してみてください。
無料で相談できる窓口もあります。


● こころの健康相談統一ダイヤル(厚生労働省)
電話:0570-064-556
公式サイトはこちら
※お住まいの地域の精神保健福祉センターにつながります。


● よりそいホットライン
電話:0120-279-338(24時間対応)
公式サイトはこちら


● いのちの電話
電話1:0570-783-556(10:00~22:00)
電話2:0120-783-556(毎日16:00~21:00)
公式サイトはこちら


● 地域の心療内科・精神科
「〇〇市 心療内科」「〇〇市 精神科」などで検索できます。
迷ったら市役所や保健センターに相談するのもひとつの方法です。

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